サッチング
そろそろ季節は春。
春ということは、また我が家の庭が、緑と花で華やぐ季節がやってきます。
庭は家の額縁とも言いますが、やはり素敵な家は庭もきれいですよね。
我が家の庭は芝生の面積が広く、それはそれは手入れに手間と時間を要しますが、芝生が緑であればあるほど、白い外壁に映え、とても美しいのです。
そう。芝生に手間暇をかければかけるほど、家が美しく見える。
芝生に費やす時間こそ、家に対する愛情の表れと言っても過言ではありません。
そこで、春もまじかに迫ったこの週末は、時間をかけて芝生の手入れをすることを前々から決めていました。
我が家の芝生は「高麗芝」で、冬場は茶色になるタイプです。
だから、見た目が少し寒々しくなるけど、春には緑の新しい葉が生え始め、緑のじゅうたんが秋まで楽しめます。
芝生の手入れに関しては、主にユーチューブで学んでるのですが、今の時期にできることといえば、新しく生えてくる緑の葉の生育を邪魔しないための土台作り。
茶色の芝生を短く刈り取り、サッチングをします。
※サッチングとは、枯れた芝生や芝刈り後のカスなどを取り除く作業です。
このサッチング、やったことがある方はお判りいただけるだろうが、かなりの重労働。
熊手の親分のような器具を使い、一掻き一掻き力を込めてカスを掻き出すのです。
これは、どれだけ寒い日にやっても、終わるころには汗で前が見えなくなります。それくらいの重労働。これを、昨日やったのです。
普段人が歩かないところの芝生はフワフワでサッチングもしやすいのですが、物置までの通り道になってるところの芝生はガッチガチでサッチングもかなりきつい。
芝生が勝つか、熊手が勝つかの瀬戸際をかなり攻めながらの作業でした。
夫が金属製の熊手で掻き出したサッチを、私が熊手の親分で根こそぎかき集めるという作業を3時間。
おかげでだいぶサッパリしました。
ついでに、道路沿いの花壇に咲き乱れていたラベンダーも剪定し、すっきり。
あとは、春になれば木も草花も、そして芝生も、きれいな緑色になることでしょう。楽しみ。
そして今日は、その代償でしょうか、体調が悪くて丸一日寝込みました。
私は昔から、激しい運動をすると翌日に頭痛と吐き気で動けなくなるのですが、まさかサッチングで同じ症状が出るとは。
ちなみに週3の5キロのランニングでは全くこの症状は出ません。
いかに、このサッチング作業が重労働か、お判りいただけるだろうか。
今は頭痛と吐き気は収まったものの、全身が筋肉痛です。
ほんと、もう若くないんだなと痛感しました。
本当は今日は、お昼に焼き肉を食べに行く予定だったのに、それも叶わず。
明日仕事だけど、あさっては休みだから、あさってこそ焼き肉を食べに行くことを楽しみに、明日も仕事頑張ります。