我が家のクロス
前回と前々回に書いたインテリアの話の中で、クロスの話が度々出ましたが、このクロスというのも、かなり迷うポイントですよね。
我が家は色々こだわりはあるものの、第一条件として「予算内」ということを念頭に色々と選んだので、多少なりとも我慢した部分はありました。
三井ホームは予算内で選べるクロスも十分に種類があって、オシャレな柄やモダンな色など、好きな人にはたまらないラインナップなんだと思いますが、なんせ私はディズニー好き。
私の求める、マジカルでハピネスな柄のクロスがないわけです。
もちろんお金さえ払えば、いくらでもディズニー柄の、どストライクなクロスはあるわけですが、問題なのは「予算内」の壁。
ここにはだいぶ苦労しました。
結局、プラス料金の発生するクロスは、私のプチリュクス、夫の書斎、1階のトイレのみに使用し、あとはプラス料金なしの壁紙に仕上げました。
また、プラスになった部分は、他のカーテンや照明の部分を削って、プラマイゼロに。
そんな中、ある問題が発生したのです。
インテリアの前段階で、間取りや建具を決めていくにあたり、和室の襖や押入れ、それからプチリュクスの棚の扉など、生活するにあたり当然必要と思われるものを付けてもらったり、パントリーに稼働棚を付けてもらったり、色々と生活を考えながらやってきたんです。
営業担当さんも、設計士さんも、私が言う通りに色々と提案してくれたりアドバイスしてくれたりして、かなりいい感じに出来たんです。
ついでに、玄関には大好きなステンドグラスも付けてもらうことにしました。
プラス料金が発生しているとも知らずに(笑)
蓋を開けてビックリしましたよね。
これまでプラスになるなんて聞かされてなかった上に、部屋に扉を付けるのにプラス料金が発生するなんて、夢にも思いませんでした。
だって、部屋って扉がなけりゃ成立しなくない?
まぁ、ステンドグラスはさすがにプラスになることはちょっとだけ予想していましたが…(笑)
ある日突然突きつけられた、「プラスうん十万円」
頭が真っ白になりました。
何のために予算内を掲げて壁紙我慢したのか?
何のために照明やカーテン代をケチったのか?
悔しくて自然にこぼれる涙。
引きますよね、打ち合わせ中に突然泣き出す31歳(笑)
そこですかさず、これまで沈黙を貫いてきた夫が静かに話し出すんですよ。
「なぜプラスになると最初に教えてくれなかったのか?なぜここまで話が進んだ後になって、それを言い出すのか?そのやり方は酷いのでは?」
と、淡々と。
営業担当さんも困ってて、「こちらもプラスになる話をしないで進めてしまって申し訳ない。こちらにも落ち度はあるので、和室の扉や襖はなんとか調整する。だけどプチリュクスの棚の扉と、ステンドグラスは···」
と言われて、悲しみのどん底に落とされる私。
私のプチリュクスが。私のステンドグラスが。
悲しみと怒りで、いい歳して肩を揺らしながら泣く私を見て夫も、
「いや、プチリュクスあっての我が家の新築なんです。そのへん考えてください。」
と。
まさに、修羅場ですよね(笑)
私が営業担当さんなら絶対嫌になります。こんな客。
しかし営業担当さん、
「わかりました。何とかしてみます。」
って言って、結局和室の扉も押し入れも、プチリュクスの扉も、そしてステンドグラスまでも、我慢せずに予算内で付けてもらえることになりました。
それ以降は、選ぶもの選ぶもの全て、事細かに料金の説明をされるようになりましたが(笑)、この一件で三井ホームに対する信頼度がグーンとアップしました。
なんだかんだ言って、ほとんど我慢せずに家づくり進められてるかもしれない(笑)
今日も見た目は特に変わりなしでした!